シリーズ最終戦・大阪大会で年間チャンピオン決定!三つ巴の激戦を制するのは誰だ!?
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空のモータースポーツ「AIR RACE X」2025シーズンは、9月6日(土)に大阪・うめきたで開催されるシリーズ最終戦「エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース」で、ついに年間チャンピオンが決定します。未来都市・大阪の空を舞台に繰り広げられる激戦の行方と、その見どころをご紹介します。
2025シーズンの開幕戦は、パトリック・デビッドソン選手(南アフリカ/Team 77)が予選1位、決勝でも優勝を飾り、キャリア初の完全優勝を果たしました。2024シリーズチャンピオンである室屋義秀選手(日本/LEXUS PATHFINDER AIR RACING)は2位発進。今季ルーキーとして初参戦したアーロン・デルー選手(オーストラリア/Aarron Deliu Racing)は5位に食い込み、そのポテンシャルの高さを見せつけました。全長800mのテクニカルなコースには「ビッグ8」と呼ばれる連続ターン区間があり、最大12Gもの負荷がパイロットを襲う究極の空中バトルが繰り広げられました。
第2戦では、予選でデルー選手が大躍進を見せ1位を獲得し、室屋選手が2位、デビッドソン選手が3位という波乱の展開に。しかし、決勝では室屋選手が準決勝で(開幕戦で優勝した)デビッドソン選手を破り、決勝でデルー選手を抑え、見事シーズン初優勝を飾りました。特にデビッドソン選手とは準決勝でわずか0.4秒差の大接戦となりました。
2戦を終えた時点で、シリーズランキングは室屋選手が首位(53pt)、デビッドソン選手が2位(51pt)、デルー選手が3位(36pt)と、わずか数ポイント差で年間王者を巡る「三つ巴」の激戦の様相が一気に高まりました。この時点で、室屋選手とデビッドソン選手の差はわずか2ポイント。
最終戦のチャンピオンシップ候補はこの3名に絞られており、この上位3選手にチャンピオンの可能性がある状況です。わずかなポイント差で迎える最終戦では、予選ポイントを含め、すべてのフライトが重要になります。
年間チャンピオンの座をかけた熾烈な戦いが繰り広げられるシリーズ最終戦「エアレースX2025 積水ハウス 大阪うめきたデジタルレース」は、まさに息をのむ展開が予想されます。
革新的な挑戦で未知なる可能性を広げていく AIR RACE X に、引き続きご注目ください!