2025シーズン第2戦「INFINITE SKY」7月5日・6日 全世界配信!

王者・室屋義秀 vs 開幕戦勝者パトリック、攻防の舞台は“空そのもの”へ ―勝者がシリーズ主導権を握る―シーズン序盤最大の天王山、INFINITE SKY開幕

最高時速400km・最大12G――レース専用飛行機によるフライトと最先端テクノロジーが融合し、極限の環境下で繰り広げられる革新的な空のモータースポーツ「AIR RACE X(エアレースエックス)」。2025シーズン第2戦となる「INFINITE SKY(インフィニット・スカイ)」を、7月5日(土)・6日(日)に公式YouTubeチャンネルにて全世界へ無料配信します。

配信スケジュール(日本時間)

逆転か逃げ切りか―王者・室屋 vs 新鋭・パトリック 緊迫するシリーズ王者争い

今大会は、南アフリカのパトリック・デビッドソン選手(Team 77)がポイントリーダーとして迎える注目の一戦。開幕戦(福島ラウンド)では、昨季王者・室屋義秀選手(日本・LEXUS PATHFINDER AIR RACING)との激戦を制して今季初優勝を飾り、シリーズ序盤でリードを広げています。

デビッドソン選手はAIR RACE X 独自の競技スタイルにいち早く適応し、2024シーズンでも第2戦2位、第3戦3位と安定した成績を重ねながら着実に実力を伸ばしてきました。

対する室屋選手も、チャンピオンの経験と高い操縦技術を武器に逆転勝利を狙い、王者としての真価が問われる戦いに挑みます。

さらに、今季から参戦を開始したオーストラリアのルーキー、アーロン・デルー選手も開幕戦で得た実戦経験を活かし、上位進出を狙います。

年間王者争いを占う重要な第2戦は、ここまでの勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めており、シリーズは序盤から緊張感を高めています。

ポイントリーダー パトリック・デビッドソン選手コメント

第1戦の勝利で、初めてポイントリーダーの座に立ちました。わずかな差が勝敗を分ける厳しい戦いの中では、ほんのわずかなミスも許されません。重要なのは常に自分自身との戦いです。メンタルの安定、身体との連動、瞬時の判断と反応――すべてを高いレベルで維持しながら、来るレースに向けて準備を進めています。

新たなパートナーである「Emotive」の力強いサポートを受け、初のシリーズ優勝に向けてチームはさらに前進しています。レースへの情熱は常に胸にあります。AIR RACE X のコンセプト「あらゆる可能性の拡張」も、今の自分にとってまさに挑戦しがいのある舞台です。第2戦も全力で挑みますので、ぜひ応援お願いします。

INFINITE SKY ― 空そのものが舞台となる新たなステージ

第2戦「INFINITE SKY(インフィニット・スカイ)」は、AIR RACE X が展開する3つのレースフォーマット(リモート・デジタル・ライブ)の中でも、最も空間自由度の高い「リモートレース」として開催されます。

各パイロットは世界各地の自らの拠点から実機フライトを行い、計測された高精度な飛行データが大会本部に送信・集約されます。

この飛行データをもとに、対戦相手のゴースト機との比較映像や複数のオンボード映像が合成され、さらにSTYLYが提供するAR/XR演出が融合。

パイロットのわずかなライン取りや操作の違いまでもが可視化され、緻密な駆け引きと操縦技術の美しさが鮮やかに浮かび上がり、これまでにない没入感と臨場感が、観客を空間そのものの中へと誘います。

INFINITE SKYは、国境も地理的制約も超えた「純粋な空」を舞台に、新たなレース観戦体験を生み出すとともに、やがて都市と空がつながる未来の空間活用の可能性を描いていきます。

AIR RACE X - モータースポーツ史における新たな章

2025年シーズンのAIR RACE Xは、これまでの空のスポーツにはなかった新たな領域に挑み続けています。各ラウンドは、それぞれ異なる空間と挑戦を舞台に、AIR RACE Xが拡張していく世界を段階的に形づくっています。

第1章 – 覚醒(ラウンド1:FUKUSHIMA /リモート)

2025年シーズンは、日本・福島から幕を開けました。世界中から集結したパイロットたちは、新たな技術とともに空へと飛び立ち、映像技術の進化により「どこからでも観られる」全く新しいレース体験を実現。時速400km、最大12Gという超高速・高負荷の世界で、あらゆる制約と境界が溶け合い、未踏のスタジアム=「空」が新たな競技空間として誕生しました。

すべてのフライトは高精度に同期され、観る者の鼓動さえもレースと一体化していく。

AIR RACE Xは、単なる新しい競技フォーマットに留まらず、「空のスポーツ」という新たなムーブメントを生み出しました。

第2章 – 開放(ラウンド2:INFINITE SKY /リモート)

第2戦となるINFINITE SKYでは、さらに自由な空間へと舞台が広がります。都市でも飛行場でもない、“上空そのもの”が競技フィールドとなり、国境も地理的制約も超えた空間が広がります。

そこに広がるのは、ただ純粋な空のみ。

パイロットたちは限りなく自由な空間の中で、技術と操縦美を極限まで競い合います。INFINITE SKYは、やがて都市へとつながる新たな道筋を予感させながら、空と都市が交わる未来への布石となっていきます。